むくみ（浮腫み）のケア
むくみ（浮腫・ふしゅ）とは、「様々な原因により細胞と細胞の間に、水分（間質液）が過剰に溜まった状態」のことを言います。
人の身体には、動脈、静脈と言われる血管とリンパ管が全身に張り巡らされています。
心臓がポンプとなって動脈により血液を送り出しますが、静脈により血液を心臓へともどす役割を担うのが心臓と「筋力ポンプ作用」です。筋肉がポンプの働きをするためには、筋肉を伸び縮みさせることが必要になります。
また、病気や栄養バランス・生活環境などにより、毛細血管の小さな隙間から染みだした水分（間質液）を静脈へと返す働きをしているのがリンパ管です。
高齢者の場合、病気や足の筋肉・運動量の低下により「筋力ポンプ作用」が弱まることに起因して水分が溜まっている状態
生活習慣だけでなく、病気が起因するむくみ（浮腫み）もあります。
症状が続く場合は医師の診察を受けましょう。
ケア例① むくみ（浮腫み）
足底・甲・足首周囲のむくみ（浮腫み）
一日を車椅子で過ごされています。
一回20分のケアを実施。
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施術前
施術後
ケア例② むくみ（浮腫み）
弾性ストッキングを着用
足関節外顆（外果）・脛骨内顆（内果）周囲・甲・足底のむくみ（浮腫み）
毎週1回 （2か月間）ケアを実施。
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施術前
施術後（9回目）
病状・生活習慣等により緩和される速度は個々により異なります。
定期的に継続してケアすることが大切です。
ケア例③ リンパ浮腫
35年前に乳がん右乳房温存手術。
右前腕のむくみ（浮腫み）
3か月間、週1回ケアを実施。
3週間に1回ケアを継続中。
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施術前
施術後
